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  2019.03.21

  SINGING BIRD BOXタイプ「REUGE」が入って
  来ました

  程度は、比較的良好ですが、ホイッスルの
  ピストンの動きが悪いようです

  外観は、比較的綺麗です

       


     2019.4.2

  今月は、左写真の2台が入って来ました
  左は、「ESCHLE」で珍しいボトム底にエシュレ
  の刻印があります

  また、ボトム周りにジュエルが嵌め込まれて
  います
  小鳥の状態があまり良くありませんので、
  補修が必要です
  さらに、フイゴが破れていますので、
  取り換えが必要です

  写真右は、「カールグリスバウム」の1930年代
  のアンティーク品です

  状態は、非常に悪く、小鳥の羽がすべてあり
  ません
  さらに、「飾り葉」「ラズベリー」もありません
  ムーブメントもかなり傷んでいて、フイゴの
  張替が必要です
  ケージも曲がっています          




2019.4.2

  珍しい「スピードコントローラー機構」
  標準機構より2枚ギヤーが多い機構です
  カールグリスバウム社の物と思われますが、
  1900年代初期の物と思われます     




   2019.4.22

  1930年代のドイツ製シンギングバード
  カールグリスバウム社の物です

  現状は、小鳥は裸、飾り葉なし、フロアー
  ベッチン汚損、飾りベリーなし、ケージ
  破損でした

  また、メカは、ベローズの破損、ホイッスル
  破損、ベース腐食などがありましたが
  すべて修復し元気に囀るようになりました           




   2019.5.08

  今月は、久々にフランスの「BONTEMS」社1羽が
  入って来ました

  1890年代らしくアンティークで、かなり傷んで
  います
  外観上は、飾り葉が欠品、ベースベッチンが
  色抜け、留まりバーの変色。ケージの湾曲
  ボトムのひび割れ、変色などが見受けられます

  まだ、分解してないので中は分かりませんが、
  おそらくフイゴの破れや歯車の噛み合わせを
  調整が必要と思われます
  よって、かなりやりがいがあります

  *補足:この年代のゼンマイ巻きは、直巻き
  構造です〈巻きが重い)          



  


   2019.6.11

  令和に入っての最初のK・Gの八角ボトム
  シンギングバードです

  外観は、写真の通りボトム飾りの石膏
  彫刻が剥がれています
  さらに、ケージトッププレート欠品です
  また、全体に埃だらけです

  飾り葉は、修正と補色で蘇ると思います
  小鳥は、洗浄と整羽で何とか行けると思
  います

  中は、フイゴ蛇腹が劣化破損しています
  ので交換が必要です

  因みに年代は1930年代後期アンテークの
  物です  




  ◆カールグリスバウム社(現:シンフォニオン社)

  現在、シンフォニオンはドイツ・フランクフルト
  から西に一時間ほど離れたリューデスハイムに
  工房を構えています。

  1992年に黒い森地域で長年に渡り質の高いシンギ
  ングバードやオートマタを製作し世界中に流通し
  ていたGreisbaum Company of Triberg(グリース
  バウム、1905年創業)という会社を取得しました

  ライン川のほとりにある工房では今もシンギング
  バードや、ホイッスラーの生産を引き継ぎ、グリ
  ースバウムの伝統的な技工をシンギングバード
  部門のM・M・M社が現代に継承しています   




  2019.7.12

  久々に、グリスバウム社の四角ボトムの
  シンギングバードが入って来ました

  丸型ボトムに比べて全体に少し小ぶりです
  この角型ボトム意外と人気があります
  多分丸型に飽きた人が好むのかもしれません

  ボトム模様がアールデコ調の幾何学模様で
  飾られています        




  2019.8.6

  種類の多さに驚き!!

  写真は、カールグリスバウム社の物ですが、
  他のメーカーでも一部分のデザインを変え
  たものが各機種で数種類でています

  写真は、ケージ部分が丸型と角型があります           



  2019.8.19

  苦労する羽貼りと空気弁

  レストアをしていて小鳥の羽の張替は中々
  難しい部類になります小鳥のボディーに合
  う羽がなかなか見つからないからです

  また、空気弁も劣化して蛇腹を貼ってしま
  った後に弁が空気漏れしていると再度蛇腹
  の張替が出てくるからです

  よって、蛇腹を張り替える前に、十分空気
  漏れが無いか確認が必要です         



  2019.9.2

  久々の登場です

  日本電産サンキョー(旧サンキョーオル
  ゴール)の1950年代のTOYシンギングバード
  です

  当時、日本でも安価なシンギングバードを
  と作られたものです
  構造は、フイゴにゴムを使い歯車の数を
  減らし、スピードコントロールにガバナーを
  使っています

  簡易に楽しむには良いかもしれません
  当時、同じメカを使った縦長のケージタイプも
  数種作られました

  この手のシンギングバードに使われている
  フイゴのゴムは、経年の劣化により硬くなり
  ボロボロになって鳴かなくなります    




 
  2019.09.10

  ■シンギングバードの修理代

  シンギングバードは、比較的高価な品物
  高価な品物はそれなりに修理代も高い

  シンギングバードが壊れてシンギングバ
  ードを扱っているところに出したら、
  数万円もしたそうです

  ましてやアンティークやヴィンテージ
  となると、修理部品が無かったりして
  部品製作したり、修理不可能と言われ
  たりします

  特に、現在製作販売されているメーカ―
  であれば、修理可能かもしれませんが
  他社のメーカーであれば、断られてし
  まいます    


  
  2019.09.30

  久しぶりに、3羽のシンギングバードが
  入って来ました

  メーカーは、カールグリスバウム社の物
  です
  1960年代のもので、ボトム周りにジュエリ
  −が嵌め込まれています

  状態は、比較的良好のようですが、やはり
  フイゴが駄目で、囀りません

  今回、このシンギングバードは、近々
  製作予定の「コインシンギングバード」
  にバラして使う予定です     
   


  
   2019.11.15

  ■出来ました!!

  コインオペレート 鉄道駅 シンギングバードと
  オルゴールBOXです

  シンギングバードはカールグリスバウム社、
  オルゴールはリュージュ社の40弁を使いました

  コインは、10円投入にしました
  製作記事はまとまりましたら載せます

  動画は「こちら!!}クリック

      


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