■本体台座枠・・・

 本体台座の枠は、木製で出来ています
 8枚の木材をつなぎ合わせて八角形にしてあり
 ます
   
   ■フイゴの状態は?

 長い年月囀り続けた証のように、無残にも、
 ベローズはボロボロになり破けていました
   
   ■メカの配置

 台座の発泡ウレタンが剥がれている分のカバー
 として、底板内側にフェルトをはることにしま
 した
 
   ■フイゴの比較

 写真左は、「ESCHLE」や「LINDEN」「REUEG]の
 初期型に使われているフイゴで、右は「GRIESー
 BAUM」や「MMM」に使われているフイゴですが、
 こちらの方が、一回り大きいフイゴです

 ホイッスルの取り付け位置が、フイゴと平行の
 物と直角に取り付けられている物があります  
   ■ホイッスルと、カムギア

 写真は現状を写したものですが、見事100年の
 誇り?〈埃)です
   
   ■小鳥の駆動メカ部分

 写真中央に2本の棒(rod)が見えますが、左の
 棒が小鳥の「尾と口ばし」を動かす棒です
 右の棒が、小鳥の「首」を左右に動かす棒です
 いずれも上下運動により動かしています   
   ■スピードコントローラーとギア部分

 1950年前後になると、コストダウンなのか
 軽量化なのか分かりませんが、ホイッスルやフ
 イゴ、ギア、小鳥等が樹脂製になっています
 この当時のメカには、樹脂製部分はありません
 
   ■フイゴの修復・・・

 フイゴの一部を触っただけで、ポロポロと紙が
 剥がれ落ちて動く部分は、取れてしまいました
 

 

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