■1900年前期のドイツ「Karl Griesbaum」

 100年前後前のアンティーク・シンギングバード
 の復元です
 写真左の八角ケージのシンギングバードです
 丸型のケージと大きさはそれほど変わりはあり
 ませんが、重量は丸型の1.5倍くらいあります

 小鳥は、一羽で口ばしと尾と首が左右に動きます
 丸型ケージの物は、今でも比較的多く見受けられ
 ますが、八角型ケージの物は、年々少なくなって
 いるようです     
   ■小鳥部分の状態チェック

 流石に古いからか、大分いじってあります
 写真は、ケージを外したところです
 小鳥は、写真でお分かりの通りです
 
   ■小鳥部分の拡大写真・・・

 まず、現状は、小鳥の「眼」が取れてありません
 また、背中周りの、羽がただ乗っている感じです
     
   ■小鳥の前部分写真・・・

 口ばしや、止まり木が埃と錆びで汚れています
 また、ベースのフェルトも緑が埃と汚れでグレ
 ーになっています

 今回は、機能の回復と外観の回復をある程度
 して、ピカピカにせず、古さを残すことにしました
   ■本体裏側パネル

 パネルは、真鍮板で出来ています
 ゼンマイキー周りは、ゼンマイを巻いた歴史の跡
 が見えます
 磨けば、跡も無くなりピカピカの綺麗になります
 が、このまま磨かず歴史?を残すことにしました

 ただ、脚部分のところに埋め込んであるコルクが
 駄目になっているので、機械音を出来るだけ少な
 くするため、コルクの交換とコルクにフェルトを
 貼ることにしました  


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