■本体裏側の様子

 裏フタはアルミ二ューム板で出来ています
 ゼンマイキーは、ねじ込み式ではなく、差込式
   
   ■本体台座テーブル

 テーブル内側に機械音を消すために
 発泡ウレタンが吹き付けられています
 スプレー式の発泡材がありますが、コストが
 高くかかるので、今回はそのままにしました

 因みに、テーブルの材質は、「エボナイト」
 のようです  
   ■裏ブタで消音

 台座の発泡ウレタンが剥がれている分のカバー
 として、底板内側にフェルトをはることにしま
 した
 
   ■フイゴ部分

 既存では、稼動膜が油紙?みたいな物を被せて
 ありましたが、破れていました
 
   ■フイゴ裏ダンパー膜

 過流量空気を緩衝するためのゴムは一応使える
 ようなので、そのまま使うことにしました  
   ■空気弁の作動確認・・・

 フイゴには、空気を吸い込んだりホイッスルに
 送り込んだりしますが、空気が逆流や漏れを起
 こさないように弁が付いています

 この弁のテストは、ビニールチューブ等を使っ
 て、弁の開閉具合をみます   
   ■張り替えた稼動膜・・・

 写真上側は、剥がした古い膜です
 新しく張り替えた膜は、家事用ゴム手袋の薄い
 ゴムを切って利用しました
 ゴム厚が、薄からず厚からずでちょうど良い素
 材です  
   ■フイゴの取り付け・・・

 修復したフイゴを本体にとりつけます
 写真「へ」の字の平金属バーが、シーソーの動
 きをする部分です

 バーに小さな穴が数個開いていますが、取り付
 け穴の位置により、空気量の調整が出来ます  
 

 

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