■ホイッスルとフイゴの修復

 本体から、ホイッスル、フイゴ部分を外し手入
 れと修理します  
   ■綺麗になったホイッスル

 この程度の、簡単なシンギングバードにしては
 真鍮ホイッスルが使われているのは贅沢です
   ■ホイッスルピストン

 
   ■フイゴの状態を確認

 本体から外した、フイゴのベローズです
 見た目は、まだゴムが傷んでいないように
 見えますが、経年によりゴムの弾力が衰えて、
 樹脂のような質感になっています  
   ■ベローズの動き

   ホイッスルに空気を送る時、ベローズが前後に
 動き空気を圧縮し送ります
 動き@からAの状態になり繰り返します

 最初の時、ゼンマイを巻いてテストしましたが、
 囀りませんでした
 調べたところ、ベローズのゴムが変質して、中心
 しか動かず、それも「ペッコン・ペッコン」と動き
 ペッコンと動くとき、かなりの力が要ることが、
 分かりました
 このメカのゼンマイの力が弱いので、止まってし
 まうことも分かりました  
   ■ベローズの補修

 ペッコンと動くのを抑えるため、中心にシリコンを
 塗り試しましたが、全量的に力が弱いようです
 
   ■ベローズの取替え

 結局、新しい軟質シリコーンゴムを使った物に
 交換、無事囀るようになりました  

 

Copyright(C) 2012.3 singingbird repair&restre Allright reserved