■最も多いフイゴの故障

   フイゴが故障していると、フイゴからの風が
   ホイッスル(笛)に送られないため囀りません

   おそらくフイゴのジャバラが経年劣化で破れ
   て空気漏れしていると思います

   小鳥の動作は、見た限り正常な動きをしてい
   ます
   フイゴの修理が必要です


   (Karl Griesbaum ドイツ)    
   ■小鳥の動きの故障

   上記の鳴き故障に対して反対の動きの故障
   です
   鳴き方は正常で、小鳥の動きがありません

   小鳥を動かすカム部分外れか小鳥本体の内
   部故障と思われます

   小鳥の故障の場合は、いったん小鳥の羽を剥
   がし、内部の修理となりますので、結構大変
   な修理になります

   (Karl Griesbaum ドイツ)    
   ■一見正常に聞こえますが、囀りがかすれ
   て囀りに力がありません


   この場合、フイゴからの空気量が不足して
   いるとこのような囀り方をします

   鳥の動きは、2羽とも口ばし、尾羽の動き、
   一羽が左右に動くタイプですので正常です

   故障の原因として考えられるのは、まず、
   空気量が少なくなる空気漏れですが、小さな
   ジャバラの剥がれ、穴が開いているまたは、
   ダンパーの空気安全弁の密閉不足による空
   気漏れが考えられます


     (ESCHLE 西ドイツ)       
   ■フイゴの片側破れ(ゴムタイプ)空気漏れ

   フイゴは、往復運動で連続的に空気を送って
   います

   フイゴの片方が空気漏れすると、断続的に
   囀ります
   また、良く聴くと囀りの音階の変化が殆ど
   ありません

   原因として、ホイッスルのピストンの動き
   が殆どないようです


     (「Emil Schmeckenbecher(ドイツ)」)
   ■小鳥の動きに注意!!

   囀りはほぼ正常ですが、小鳥の動きが、
   よく観ると、赤い小鳥の方は、口ばしの
   開き、尾の動きが小さいです

   また、黄色い小鳥は、囀りの番(交互)
   なのに、口ばし、尾が動いていません


     (ESCHLE 西ドイツ)  
    


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